【断熱性】断熱材いろいろ。何を基準に決めればいい?|浜松|浜北|磐田
日本の夏は高温とともに湿度にも悩まされます。高効率なエアコンで快適な環境ができたら、住宅の断熱性能にも目を向けたいところですね。
そこで、今回は住宅の断熱材や断熱施工のことをお話したいと思います。
<断熱材いろいろ>
いろんな種類や特徴がある断熱材。有名なモノとしては、グラスウール(無機繊維系)、セルロース(新聞紙リサイクル)、ウッドファイバー(木質繊維断熱材)、パーフェクトバリア(ペットボトルリサイクル)などです。そして、特徴は、素材性能、エコ、将来の解体時の環境負荷、防音性能、コストといった要素がありますので、踏まえておいてくださいね。
<断熱材選びをメガネづくりで考えてみました>
ではどうやって断熱材を選べばいいでしょうか。断熱性能とコストの比較をメガネづくりに例えてご説明します。
どちらのメガネも視力矯正力は同じです。
①細いフレームのメガネには薄型のレンズの方が見た目はいいですが、レンズ代が少々高くなる。②太めのフレームタイプは標準や厚めのレンズでも対応でき、コストの幅が広く全体的に抑えられる。
これを家づくりに置き換えると、フレームが柱の太さで、レンズが断熱材。コストの差は素材や性能によるところが大きいことが分かります。でもどちらにも共通で大切なことは、家づくりでは暮らし方やデザイン、メガネはかけ心地やファッション性。まずはそれをベースに設計をして、断熱材を決める流れが理想と言えます。
<断熱性能強化は新築時にしっかりと!>
さて、最近、スリースターズハウスの関係者が自宅のリフォームを計画しました。
断熱性能アップを目指して、断熱改修リフォームと外壁からのリフォーム(HEAT20・G2グレード)の2つで見積もりを比較。①断熱改修(内窓取り付けあり)=約300万円、②外壁工事=2000万円でした。断熱補強に関する工事は、もちろんリフォームでもできますがこちらの事例から、新築時にしっかりやっておくことをオススメしたいです。
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