長期優良住宅が家づくりの標準になり、ハウスメーカーから地域の工務店までが高性能住宅へ取り組むようになっています。そんな中、自分たちに相応しい家づくりのパートナーを選ぶことを難しく感じているお客様が多いと思います。

そこで、今回は住宅性能の中でも耐震性について日頃から地域工務店さんへ技術解説を通じてサポートに取り組まれている、聖還-seiwa代表の鈴嶋聖二さんへインタビュー。鈴嶋さんはスリースターズハウスに協力していただいている株式会社カワイ（静岡県磐田市）さんとともに、木造建築の普及にも携わっておられます。

そんな鈴嶋さんへ、作り手である工務店さんたちの耐震性能のこだわりを知るためにどのように質問すると良いか、聞いてみました。早速ご紹介していきます！

Q. 鈴嶋さんは、日頃から地域の工務店さんへ木の家の構造について理解が進むようご指導されていると思います。最近では、どんなことを強調してお話されていますか？
A. 私は木造建築の構造を専門にしています。そのため、家づくりを検討中のお客様の動きとしても性能についてどのように情報収集しているのか気にしています。

その中で感じるのは、お客様たちは性能面を家づくりの特徴としてPRしているハウスメーカーへ必ず問い合わせや見学に行っているということです。そして、もう一つはプロが見て学ぶようなYouTubeチャンネルの動画を活用している、ということをお伝えしています。

Q.性能専門の会社で説明を聞きながら、YouTubeでも学んでいるということですね。
A.はい、そうです。
例えば、高性能を標準としている会社は、お客様へ他の会社で聞いた耐震面の説明内容で使う書類から（例／計算書）その会社のこだわり具合がわかりますよ、といったアドバイスをしていると聞きます。また、YouTubeでは建築のプロが参考にするような構造を専門に解説する動画のコメント欄の活用です。そこへは、お客様が積極的に質問をしています。もちろん動画の講師が丁寧に解説しやりとりがなされています。

お客様が要点を掴んで専門家の指導を受けている様子を踏まえて、家づくりの提案をしていく必要があると感じています。

鈴嶋さんのインタビューは次回へ続きます！どうぞお楽しみに。