【3SH】木の家の構造専門家がアドバイス!〜耐震へのこだわり、理解の仕方〜② 浜松|浜北|磐田

「耐震、ZEH、長期優良住宅」の性能を兼ね備えた家づくりで、子どもたちの未来や持続可能な地域づくりへの貢献を目指すスリースターズハウスです。

 

前回に続いて、木造建築の専門家である聖還-seiwa代表の鈴嶋聖二さんへのインタビューをお届けします。今回はより具体的に作り手の方へ家の耐震性へのこだわりを確認する方法を教えてもらいます!

 

 

Q.お客様たちが家の耐震性への理解が進んでいる状況がとてもよくわかりました。実際に作り手の方から提案を受ける時、確かな耐震性で家づくりをしているかどうか、どんなところを見ていけばよいのでしょうか?
A.今は、新築で家づくりを計画している方のほとんどが耐震等級3の意味や重要性をご存知です。そこで、ポイントとして耐震等級3のために行われた計算方法を確かめて欲しいです。

 

Q.どのように確認すればよいのでしょうか?
A.計算方法には、主に2種類あります。仕様規定と言われる簡易なものと許容応力度計算です。(この2つの中間にあたる「性能表示計算」もあります)もちろんお客様はしっかりと詳しく計算してもらう方を望まれていますね?それであれば、許容応力度計算で確かめられた耐震等級3を示してくれる会社を探していると思います。実際に計算結果の書類は一軒の住宅において、簡易計算の方は数ページに対して、許容応力度計算は300〜500ページです。

 

ぜひ話し合いをしている会社がありましたら「他のお客様の構造計算結果の書類を見せてもらえませんか?」とお願いして、見せてもらってください。判断材料になると思います。

 

Q.わかりやすい説明をありがとうございました!それでは最後にお客様へのメッセージをお願いします。
A.地域の工務店さんはまだまだ木構造の理解が進んでおらず、構造計算も簡易なものしか対応されていない方が多いです。お客様が求めている品質の家づくりに応えられるような知識や技術をご提供するのが私たちの役割だと思っています。一方で、見えないところで自社独自の施工の工夫をされるのが地域工務店の魅力だとも思っています。今後も作り手のみなさんの建築技術のボトムアップになるよう、支援していきたいと思います!

 

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