【断熱性】UA値やC値が高い家で住まい手は何をすればいい? 浜松|浜北|磐田
「耐震、ZEH、長期優良住宅」3つの性能を兼ね備えた家づくりで、暮らしやすい生活や持続可能な地域づくりの貢献を目指すスリースターズハウス。
2023年も高性能な家づくりのために、お客様にとって役立つ情報を発信してまいります。どうぞよろしくお願いします。
さて、日頃からスリースターズハウスの情報発信に協力していただいている磐田市の材木屋の株式会社カワイさん。2022年12月に木造で建築した新社屋が完成!新たな職場は実測値「UA 値0.32、 C値0.1」という建物となっており、他には事前に室内空気の換気計画もされています。では、引越し後どんな様子で過ごしていらっしゃるかを代表の川合さんがお話してくれました。
「計画段階でいろいろ計算した結果を踏まえて、現場の様子をお話しますね。エアコンは1階に3台、2階は4台設置。設定温度は17.5度です。その温度では寒いのでは?と思われるかもしれませんがここは会社です。人が増えるとむしろ室内温度が上がりすぎるくらいになっています。そういう意味では温度が上がった時はエアコンが熱を下げるように働いていますね。
1ヶ月過ごしてみて中間のまとめですが、UA値やC値が高ければ高いほど、暮らしながら快適にする手間はかかりにくい感じがします。でも、高性能を目指してそのために取り付けた設備があれば、その不具合やメンテナンスの手間はかかります。このしくみを理解しながら家づくりや住まい方を検討していくといいでしょうね。住まいの空気環境を整えるためには、二酸化炭素の濃度チェックや加湿器の利用、換気といった管理があります。職場についても住まい方という意識で目を向けていきたいですね」とのことでした。
新たな環境で1ヶ月過ごした様子をお聞きしましたが、やはり目指した性能値とシミュレーションしたことを検証する「計画と現実のチェック」は必須なんですね!住宅も同じでモノに頼るだけでなくデータを参考に、住まい手である人間も考えて工夫を見つけていきたいものです!
参考
【3SH】快適性能は空気環境の良さもチェックしよう!>http://3stars-h.com/archives/529