【断熱性】確認しよう!あなたの家の気密測定、どのタイミングでやってる?
「耐震、ZEH、長期優良住宅」の性能を兼ね備えた家づくりで、子どもたちの未来や持続可能な地域づくりへの貢献を目指すスリースターズハウスです。
住宅の性能を表す値はC値、UA値、N値、Q値と、いろんな種類があります。みなさんなら、きっと全ての意味をご存知なのではないでしょうか。
今回はその性能を測る気密測定について、お話したいと思います。関係する値はC値。数字が小さければ小さいほどその性能が高いものです。みなさんの手に入れる家の性能が、正しく測られているか確認することの参考になればと思います!
断熱性を高めるのに貢献する気密性。気密と断熱はコンビのような関係で、いい性能を出すためには確かな施工技術が伴います。その結果を確かめるために行うのが気密測定で、工事が完成する前に行うことが多いです。結果は現場の施工の良し悪しに影響されますので、言い換えると最前線で作業をする職人さんたちの施工力がわかる部分でもあります。
ただ、完成前の測定結果だけではその住まいの正確な気密性能が分かるとは言い切れません。理由は、例えば大工さん以外の電気設備工事で、万が一壁の中に配線のために穴が空いてしまっていたらその影響が分からないまま家を引き渡されてしまいます。住みはじめてから快適さが感じられなかったり、本来の性能の良さを知らないまま「こんなもんか」といった感覚で暮らし続けてしまったりすことになりかねません。
気密測定の回数は、工務店さんによって決められていることもあり、完成後の測定を依頼すると別途費用がかかる場合があります。しかし、こだわりのある方は測定を追加してみてもいいのではないでしょうか?
家づくりを始めたばかりの方には、建築を依頼する予定の工務店さんに「ホームページなどででている気密性能の数字は、いつ測定したものですか?」と聞いてみるのをオススメします。家づくりの断熱と気密の考え方は、情報もたくさんあり、また家づくりのコストにも直結するものです。例えば「負荷断熱なしでUa値0.46値を実現するために、土に還るグラスウール+気密シート」という方法で社屋を建てた株式会社カワイさんからは、考え方とバランスの取り方のアドバイスをいただきました。みなさんの家づくりについても、ぜひ取り入れていただけたらと思います。
→LINEまたはメールでお問い合わせ